メディシンボールで腹筋をさらに強化
メディシンボール(重量のあるボール)を使った腹筋トレーニング実践講座です。
自分の体重のみでは実現できない腹筋への負荷をメディシンボールを使うことでより高める効果的な腹筋トレーニングの方法を実践します。
筋トレ初心者の方は、10回×3セット(10回⇒1分間休憩⇒10回⇒1分間休憩⇒10回)から始めてみるといいでしょう。
この回数がきつくない場合や体力が付いて楽になってきた場合は回数を増やして見ましょう。
各種目のポイント
1種目め
膝にボールを挟んで左右に脚を倒す動作を行うことで、わき腹の筋肉を鍛えます。
メディシンボールがそのまま負荷になるため、ボールを挟まずに自重で行う場合に比べて、わき腹には強烈な刺激が加わります。
腰を起点に脚を傾けるようにするのがポイントです。背中が浮かないように動画のように両手を広げた体勢で動作するようにしてみましょう。
2種目め
メディシンボールを足に挟んで行うレッグレイズです。下腹を強化する種目です。反復中は、足を床に付けないようにします。
自重に比べてかなりきつい筋トレなので、ボールを挟まないで行う通常のレッグレイズが楽にできるようになってからチャレンジするようにしてみましょう。
腰への負担も増大しますので、手をお尻の下に入れて、腰が反らないようにして実践するようにしましょう。
通常のレッグレイズは、股関節を90度程度まで上げるのが基本ですが、ここでは45度程度で止めています。
45度以上上げること自体は問題ないのですが、その際ボールが落下した場合は、強烈な打撃を受けます。
そのため、基本的には45度程度で止めて動作するようにしましょう。
3種目め
わき腹を鍛える種目です。ボールを持ち、お尻を支持点として上半身と下半身を浮かします。
この姿勢から腰を回転させてボールを左右に移動させます。
ぐらつきを抑えて、しっかりと腰を回転させるようにしましょう。
4種目め
腹直筋の上部・下部を強烈に刺激できる筋トレ種目です。
ボールを持ってバンザイの姿勢をとります。
この姿勢からボールを持ち上げて上背部を浮かします。同時に脚を上げて足の間にボールを挟みます。
足にボールを挟んだまま、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
再度同じ動作を行い、今度は足から手にボールを移し替えます。一連の動作を繰り返します。
どれも非常にきつい種目ですが、普通のトレーニングでは物足りなくなった場合などに行うことで、よりよい成長の起爆剤になるでしょう。